マンボウくんのひとりごと
今日の読了
マンボウくん
2008年06月21日 23:37
朔立木著『死亡推定時刻』(光文社文庫・485頁・743円)
読み始めたら、やめられなくなって、最後まで一気でした。
無実の若者が誘拐事件の犯人に仕立て上げられる冤罪がテーマの本書。
孤軍奮闘する若手弁護士が訴える疑義を、まともに取り上げようとしない裁判官に検事。
フィクションとはいえ、冤罪が作り上げられる過程に、やるせない思いと憤りとがないまぜになりながら、頁を手繰っていきました。
作者は現役の法律家だそうです。他の作品も読んでみたくなりました。
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