イバノビッチ対ドシー、熱戦でした。

マンボウくん

2008年06月26日 20:18

 ウィンブルドンの女子シングルス2回戦の模様を、昨夜TVで観ていました。

 第1シードで世界ランク1位、全仏女王のイバノビッチ対ドシーの試合です。

 リビングでちょっとパソコンをいじりながら観ていたのですが、試合は非常に白熱。

 第1セットはタイブレークの末、イバノビッチがセットを落とすと、第2セットはサービスブレークの応酬。

 ゲームカウント4-5で、イバノビッチのサービスゲームながら、彼女は2つのマッチポイントを握られるピンチ。

 このポイントで、イバノビッチのストロークがネットのコードに当たる音・・・・・・。

 「終わった!?」と思って画面に目を凝らすと、ボールはネットを越えて敵陣にポトリ。

 芝生のコートのウィンブルドンでは、ネットの張りが弱く、コードに当たったボールもネットを越えやすいのですが、イバノビッチ、命拾いです。

 2回のマッチポイントを凌いだイバノビッチは、結局タイブレークに突入したこのセットを取り、試合は最終第3セットへ。

 第3セットはイバノビッチのプレーがよくなり、試合を主導するかに思えたのですが、相手のサービスをブレークしたあと、すぐにブレークバックされる一進一退のゲーム展開。

 タイブレークのない第3セットは、ゲームカウント6-6から7-7、そして8-8へ。

 この時点で試合時間はすでに3時間超。

 女子の試合で3時間を超えるのは、めったにありません。5セット制の男子でさえ、3時間超えは“長い”試合です。

 第3セット第19ゲーム、イバノビッチはサービスをキープ。

 第20ゲームはドシーのサービスゲームですが、いきなり3ポイントを落として0-40。イバノビッチ、マッチポイントです。

 ドシーも1ポイントを返すも、15-40からの次のポイントを、イバノビッチがストロークプレーで奪取。3時間24分に及んだ熱戦にようやく終止符が打たれました。

 喜ぶイバノビッチが、主審との握手を終えて、例のコードにキスするのと対照的に、ベンチに座り俯いたまま頭からタオルを被るドシー。勝利の行方は、どちらに転んでもおかしくない試合でした。

 初めは何気なく観ていただけなのに、熱い戦いに結局目が離せなくなった私。

 来週まで睡眠不足の日が続きそうです・・・・・・。

 

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