フェデラー対ナダル

マンボウくん

2008年07月07日 22:14

 見ごたえありましたね。

 息を呑むストロークの打ち合い、隙を見て放つフェデラーの強烈なダウンザラインのショット、そしてナダルのコートカバー。

 まさに、今のテニス界の2強にふさわしいゲームです。

 今大会、ほとんど危うげなく勝ち進んできたフェデラーも、ナダルの強力なストロークにミスを誘われ、なかなか相手サーブをブレークできません。逆に、サービスブレークされて、第1、第2と連続セットダウン。

 第3セットに入ると、フェデラーもサービスゲームはしっかりキープし、ナダルに傾く試合の流れを押し止めようと思い切りのよいプレーも増えます。

 5-4とフェデラーがリードしてところで雨。

 この中断中、不覚にも私は沈没してしまって、最後まで観ることができませんでした。

 朝のニュースでは、その後フェデラーが2セット連取して追いつき、最終5セットも互いに譲らぬまま。

 7-7からの第15ゲームでフェデラーがサービスを落とし、続く第16ゲームをナダルがサービスを守って初優勝と。

 4時間を超える熱戦は、ボルグがマッケンローをフルセットの末、最終5セットを8-6で奪って5連覇を達成した試合を想い起こさせます。

 残念ながら、フェデラーはボルグと同じく、6連覇をかけた最後の決勝で敗れ、ウィンブルドンの連覇記録に並ぶことはできませんでした。

 ナダルは昨年から一層の成長を遂げ、チャンピオンにふさわしい実力を備えてきましたね。

 このままフェデラー時代からナダル時代に移り変るのか。

 最後のグランドスラム、全米オープンは、果たして誰が勝つでしょうか。

 

 

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