みゆきさん(その2)

マンボウくん

2007年09月21日 16:29

 昨日は宮部みゆきさんをとりあげたので、本日はもうひとりの“みゆき”さんこと、中島みゆきさんの登場です。〔パチパチ〕

 なぜ、中島みゆきさんか、と申しますと、ただ単に、小生が中島みゆきさんのファンだったからでございます。

 今も中島みゆきさんのファンであるとは思っているのですが、先ほど“だった”という微妙な言い回しを用いましたのは、“ファン度”において、過去のそれと比べ、現在のそれは相対的に低レベルにあるからなのでございます。

 小生が中島みゆきさんおよび彼女の曲を好きになったのは、高校生の頃。中島みゆきさんがパーソナリティを務めていた深夜ラジオを毎週欠かさず聴いているうちに、彼女の曲も好んで聴くようになりました。

 以来、大学から三十路を迎える頃まで、レコード・CDは買い揃え、コンサートにも何度も足を運びました。

 ですが、三十路を過ぎた頃から、新譜が出ると買うものの、封を解かずにそのまま棚にしまうようになってきました。

 その理由は、と申しますと、小生、“ファンたるもの、新譜を聴くに当たっては邪念を振り払い、デッキの前で正座して聴くべし”ってな感じで(実際に正座するわけではございませんよ)、心の準備と申しましょうか、落ち着いて“さあ聴くぞ”という態勢が整わないと、何となく封を切ることができないのでございます。ま、プロ野球の選手が、お赤飯を食べて春のキャンプインに臨むのと同じようなものでしょうか(本当?)
 
 ともかく、曲に専心できる態勢で聴かないと、中島みゆきさんに失礼だ、ってな感じなんです。

 そんなこんなで、封を切らない新譜のアルバムや、コンサートのビデオが1つ2つ3つ・・・と棚を埋めるようになり、ここ数年は新譜の購入もしていないという有様なのです。

 “好きだからこそ中途半端に聴けない”という、変な縛りのために、聴けなくなっちゃったんですね。家人に言わせると、「理解不能」だそうです。そりゃそうかも・・・・・・。

 ということで、雑誌やテレビで中島みゆきさんを見かけるたびに、「おっ、みゆきさん」と若干弾む心とともに、その心がちょっぴり痛む小生なのであります。

 どなたか、このひねくれた小生のファン心理、わかってくれますかねぇ?

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