今夜が遅いのは雑用で。

マンボウくん

2011年09月15日 02:37

 最近、松本清張の本をちょこちょこ読んでいます。

 描かれている時代がちょっと古くはあるのですが、数ページ読むだけで、すでに引き込まれている自分に気付きます。すぐに次の展開に期待を抱かせるというのでしょうか、ページを繰るペースが早めです。

 ついつい読み進めてしまうので、就寝が遅くなることも。

 清張の作品、魅力あるのですが、ちょっと不満というか残念な点があります。

 それは・・・ハッピーエンドが無い、基調は暗め、ということです。

 事件モノは、もちろん解決されて、犯人が挙げられるのですが、カタルシスを得られるような終幕ではありません。事件モノ以外でも、『告訴せず』のように主人公が寂しい末路を迎える話がほとんどです。

 それがわかっていても、先へ先へ、という気持ちは失せませんけれど。

 ともあれ、先日も1冊読了して、次は何を読もうかと、思案&楽しみにしているところです。

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