2011年07月26日
電車の中での出来事
先日、電車に乗り込むと、やや混みくらいの車両の中、4人席に若いお兄さんがはす向かいに2人で座っていました。
足を大きく組んで、何となく他者を寄せ付けない空気が・・・。せっかくの空席も、周りの人は敬遠している様子。
荷物が多めだった私は、車両に乗り込んで、人が少ない空間の隙間へと身の置き場を探すと、ちょうどかの4人席の前に。
荷物を抱えて、空席の前で立ったままなのも不自然なので、私、「ごめんなさいよ」と、ずり腰、足組みで座っているお隣の金髪・サングラスのお兄さんに軽く会釈して、通路寄りの席に着席。
前方に座っているお兄さんは、私に構わず、変わらず大きく足を組んだまま。私のお隣のお兄さんの足も同様。窓際の1席は、むなしく空いたまま。
さて、着席した私。いつもそうしているように、本を取り出して読んでいたのですが、どうにも落ち着きません。
そこで、隣の金髪お兄さんに、「もしもし、足を下ろしたらどう?」と声をかけるも、イヤホンで私の声が聞き取れなかったのか「?」という表情。もう一度繰り返すも、「何言ってんの?」って感じの顔。
続けて、そのお友達と見られる、お向かいにお兄さんにも「足を下ろして、立っている人が(隣の空いている席に)座れるようにしてあげたらどう?」と話しかけますが、お兄さんいわく、「関係無いじゃん。」
私:「関係無いってことは無いでしょう。立っている方が座れるようにしてあげたらどう?」
お兄さん:「他人のこととか、俺が考える必要ないでしょ。」
私:「そんなことないでしょう。あなたのことを考えてくれるひとだっているでしょう。」
お兄さん:「いないよ。」
私:「あなたに親御さんいるでしょう? 親御さんはあなたのこと考えているでしょ? あなたのことを考えてくれる人がいるんだから、あなたが人のこと考えてあげたっていいじゃない。」
お兄さん:(ちょっと言葉に詰まったあと)「座りたければ、座りにくればいいじゃん。別に俺は座るななんて言ってないし。」
私はもうそれ以上は言えず、手元の本に眼を戻しました。
結局、お兄さん方の組んだ足は、彼らが降りる駅に着くまで変わらず仕舞いでした。
私の言葉に説得力が無かったのかもしれませんが、徒労感がちょっと残った車中でした・・・。
足を大きく組んで、何となく他者を寄せ付けない空気が・・・。せっかくの空席も、周りの人は敬遠している様子。
荷物が多めだった私は、車両に乗り込んで、人が少ない空間の隙間へと身の置き場を探すと、ちょうどかの4人席の前に。
荷物を抱えて、空席の前で立ったままなのも不自然なので、私、「ごめんなさいよ」と、ずり腰、足組みで座っているお隣の金髪・サングラスのお兄さんに軽く会釈して、通路寄りの席に着席。
前方に座っているお兄さんは、私に構わず、変わらず大きく足を組んだまま。私のお隣のお兄さんの足も同様。窓際の1席は、むなしく空いたまま。
さて、着席した私。いつもそうしているように、本を取り出して読んでいたのですが、どうにも落ち着きません。
そこで、隣の金髪お兄さんに、「もしもし、足を下ろしたらどう?」と声をかけるも、イヤホンで私の声が聞き取れなかったのか「?」という表情。もう一度繰り返すも、「何言ってんの?」って感じの顔。
続けて、そのお友達と見られる、お向かいにお兄さんにも「足を下ろして、立っている人が(隣の空いている席に)座れるようにしてあげたらどう?」と話しかけますが、お兄さんいわく、「関係無いじゃん。」
私:「関係無いってことは無いでしょう。立っている方が座れるようにしてあげたらどう?」
お兄さん:「他人のこととか、俺が考える必要ないでしょ。」
私:「そんなことないでしょう。あなたのことを考えてくれるひとだっているでしょう。」
お兄さん:「いないよ。」
私:「あなたに親御さんいるでしょう? 親御さんはあなたのこと考えているでしょ? あなたのことを考えてくれる人がいるんだから、あなたが人のこと考えてあげたっていいじゃない。」
お兄さん:(ちょっと言葉に詰まったあと)「座りたければ、座りにくればいいじゃん。別に俺は座るななんて言ってないし。」
私はもうそれ以上は言えず、手元の本に眼を戻しました。
結局、お兄さん方の組んだ足は、彼らが降りる駅に着くまで変わらず仕舞いでした。
私の言葉に説得力が無かったのかもしれませんが、徒労感がちょっと残った車中でした・・・。