2008年11月04日
合衆国大統領選挙前夜
アメリカ合衆国の大統領選挙が近付いています。
優勢が伝えられるバラク・オバマ氏が8年ぶりの民主党出身大統領となるのか、共和党の異端児ジョン・マケイン氏が劣勢を跳ね返すのか。
初のアフリカ系の候補としても注目を集めるオバマ氏。すでに映画やドラマの世界では、アフリカ系の大統領が多く登場していますが、現実がフィクションの世界に追いつく可能性が、今回はかなり高いように感じます。
国家元首たる大統領を選ぶ場合は直接選挙制を採用している国が多いのですが、建国以来の伝統で州の権限を重んじるアメリカでは、州の得票1位の候補がその州の大統領選挙人を占有し、州の代表と目される大統領選挙人が改めて投票して大統領を選ぶ間接選挙制が採用されています。
それゆえに、全国で見れば劣勢でも、大統領選挙人が多い≒人口が多い州で勝利すれば、全大統領選挙人の過半数を制することもあり得ます。
記憶に新しい、2000年のブッシュ対ゴアの大統領選がこの構図で、一次選挙の全得票数ではゴア氏が上回ったものの、獲得した大統領選挙人の数でブッシュ氏がわずかに上回ったため、ブッシュ現大統領が勝利しました。
国際社会で最大の影響力をもつアメリカの指導者としてブッシュ大統領が適任であったかどうかは、後の歴史家が評価するでしょうが、次代の大統領には、国際社会の安定と平和に、強い指導力を発揮してほしいと思いますね。
優勢が伝えられるバラク・オバマ氏が8年ぶりの民主党出身大統領となるのか、共和党の異端児ジョン・マケイン氏が劣勢を跳ね返すのか。
初のアフリカ系の候補としても注目を集めるオバマ氏。すでに映画やドラマの世界では、アフリカ系の大統領が多く登場していますが、現実がフィクションの世界に追いつく可能性が、今回はかなり高いように感じます。
国家元首たる大統領を選ぶ場合は直接選挙制を採用している国が多いのですが、建国以来の伝統で州の権限を重んじるアメリカでは、州の得票1位の候補がその州の大統領選挙人を占有し、州の代表と目される大統領選挙人が改めて投票して大統領を選ぶ間接選挙制が採用されています。
それゆえに、全国で見れば劣勢でも、大統領選挙人が多い≒人口が多い州で勝利すれば、全大統領選挙人の過半数を制することもあり得ます。
記憶に新しい、2000年のブッシュ対ゴアの大統領選がこの構図で、一次選挙の全得票数ではゴア氏が上回ったものの、獲得した大統領選挙人の数でブッシュ氏がわずかに上回ったため、ブッシュ現大統領が勝利しました。
国際社会で最大の影響力をもつアメリカの指導者としてブッシュ大統領が適任であったかどうかは、後の歴史家が評価するでしょうが、次代の大統領には、国際社会の安定と平和に、強い指導力を発揮してほしいと思いますね。
Posted by マンボウくん at 01:56│Comments(2)
│おもうこと
この記事へのコメント
今回の大統領選挙、楽しみにしています。
今後のアメリカが試されるのでは・・・・ !(^^)!
今後のアメリカが試されるのでは・・・・ !(^^)!
Posted by アランカ
at 2008年11月04日 16:26

アランカ様、こんばんは。
タラ・レバの話になりますが、8年前、ゴア氏が大統領になっていれば、世界情勢はきっと、今とはかなり違うものになっていたのではないでしょうか。
アメリカの有権者には、個人の利害関係にも増して、国際的視点から投票行動をとってほしいと願いますね。
タラ・レバの話になりますが、8年前、ゴア氏が大統領になっていれば、世界情勢はきっと、今とはかなり違うものになっていたのではないでしょうか。
アメリカの有権者には、個人の利害関係にも増して、国際的視点から投票行動をとってほしいと願いますね。
Posted by マンボウくん
at 2008年11月04日 21:45
