2008年09月30日

北海道ツーリングの思い出(11)・知床その2

 ほぼ1週間ぶりの北海道ツーリングの話、その11です。

 今回は、知床半島西岸を海上からめぐる漁船での遊覧の話です。

 岩尾別YHからバスに乗って、漁船が係留されているウトロ港へ。

 天候はどんよりとした小雨模様でした。

 乗船客は10数名くらいでしたでしょうか。そんなに大きな船ではありません。

 港を出発して、船長が操舵しながら観光ポイントを説明してくれます。

 有名なカムイワッカの滝につながる滝(だったかな?)や、その他にも川や滝がいくつも。

 手付かずの自然の世界です。

 途中、オジロワシにも遭遇しました。

 フェリー型の遊覧船では行けないという、知床半島の先端の漁業基地の間近にも行きました。

 この漁業基地は夏場だけ使われるそうで、陸路でたどり着くには、海岸沿いの道なき道を、確か二泊三日ほどもかかるのではなかったでしょうか。

 そんな遊覧航行の帰り。

 船長は釣竿を乗客に渡して、釣りを指南。

 ちょっと船酔い気味で気分が悪かった私も、無理やり釣竿を握らせられることに。

 仕方なく釣り糸を垂れていましたが、アタリもなく、中途半端にしていると、「そんなんじゃダメだよ」と船長。

 放っておいてほしかったですけど・・・・・・。まぁ、船長としては乗客に釣果を上げて帰ってもらいたかったのかもしれません。

 そんなこんなで港に戻り、下船したわけですが、YH方面に行くバスの時刻までは3時間以上もあります。

 港には、数軒の土産物屋があるだけ。

 仕方なく、アイヌ彫りのお店に入ると、30過ぎの店主が歯ブラシをくわえながら出迎え。

 あまり期待せずに土産の品々を物色する私。

 店にはもう一人、若い店員がいて、その店員と少々雑談。

 店員からアイヌ彫りの鏃型のお守りの説明を聞くうちに、その1つを手にしました。

 刻まれた彫りひとつひとつに意味があるというそのお守り。なぜか気に入り、購入しました。

 そのあとも店員と雑談を交わしているうちに、バスを待つ時間がすぐに過ぎました。

 船には酔いましたが、なかなか満足した一日でした。

 ちなみに、この日は北海道で唯一オートバイに乗らない一日でしたね。

 続きはまた。

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この記事へのコメント
こんにちは
年金の件、死亡一時金というのは3年かければ遺族がもらえます。
その者と生計を同じくしていた一定の遺族にもらえます。

障害年金は20歳前障害というのもあるように、もらえる場合があります。
初診日の前日における保険料納付要件等を問われますし、障害の程度も問われます。
Posted by 吉田吉田 at 2008年10月01日 20:32
吉田さま、こんばんは。

 お返事、ありがとうございます。

 万が一のこともあるから、年金には加入しておく方がよい、と何かで聞いたことがあったのですが、そういうことを知らない若い世代の方も多いのではないでしょうかね。
Posted by マンボウくんマンボウくん at 2008年10月01日 23:53
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