2008年08月29日

北海道ツーリングの思い出(4)・旭川~名寄~稚内

 ふと思いついたばかりに、このところ北海道ツーリングの話になっています。

 ちなみに、私が二輪車で北海道をツーリングしたのは、合計3回。

 四輪車でも1回あります。

 そのほか、普通の旅行として3回北海道に行ってます。

 学生時代に行って以来、北海道が好きになりましたね。

 最後に北海道を訪れたのは、もう随分と前。また、行きたいですね。

 ・ ・ ・ ・ ・

 さて、少し話を進めておきます。

 北海道上陸初日の宿を旭川に取ったあと、2日目はひたすら北に向かって走りました。

 旭川から国道40号線を北上。途中、名寄市を通過。

 名寄と言えば、昭和の名大関・名寄岩の故郷。

 もちろん、私は名寄岩の現役の頃は知りませんが、相撲が大好きだった小学生か中学生の頃、その筋の本の中で目にした名寄岩の名は、なぜか強烈に記憶の一隅に残っていたのです。

 ですから、名寄と言えば名寄岩なのです。


 話がそれました。


 名寄も通過し、車の通行量も少ない国道を、天塩川の流れとともに走ります。

 ゆったりと蛇行する天塩川を何度かまたぎつつ、「悠久」なんて言葉も浮かびましたね。

 車もほとんど通らない道を走るのは、快適ではあるのですが、変化には乏しい道。

 ちょっと退屈ではあります。

 それで私は、時折忍び寄る眠気を、メットの下で歌を歌うことで追いやっていました。

 何を歌っていたかって? 

 それはもちろん、中島みゆきさんですよ!

 メットの下で、思いっ切り、シャウトしていたかな(笑)。

 
 やがて、左手方向に、サロベツ原野を挟んで、利尻島に浮かぶ利尻富士が現れます。

 利尻島の中心にそびえるこの利尻山。

 海と空との間にまたがる円錐形の美しい稜線。おぼろげに今もその姿が目に浮かびます。

 
 この日の目的地は、稚内。

 ちょっと迷いながらも稚内のユースホステルに投宿。

 日暮れまでちょっと時間があったので、丘の上の公園をめざして再び愛車にまたがりました。

 が、ここでアクシデント。

 細く、勾配が急な坂のカーブで対向車との離合を待っていたときに、バランスを崩して転倒。

 ケガはなかったものの、愛車を起こすのに一苦労。750ccでしたので、重量は200kg超。必死になります。

 転倒で気分がブルーになってしまい、丘の上の公園には少し居ただけですぐにユースに戻ってしまいました。

 これが北海道2日目の出来事。

 先日、ユースホステルのホームページから稚内のユースホステルを探したら、入口付近を写した写真に見覚えがありました。

 「そうそう、こんな感じだったよなぁ」と懐かしくなりました。たった一泊でしたが、その時はお世話になりました。face01 

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