2008年06月25日
井上靖『しろばんば』
今日はどうしようか・・・・・・と思いつつ、本棚をのぞいて手にしたのは、井上靖著『しろばんば』(新潮文庫・531頁・560円<1989年読了当時>)。

井上靖さんといえば、昨年のNHK大河ドラマ「風林火山」の原作者ですが、残念ながら私は『風林火山』は読んでいません。本も数冊しか持っていませんが、一番印象に残っているのが『しろばんば』です。
『しろばんば』は伊豆の田舎に暮らす少年の成長の物語。理由は明らかにされていませんでしたが、親とは別に、曽祖父のお妾さんだったお婆さんと二人、土蔵で暮らす少年。
戦前の、自然に満ちた伊豆の山中で、ちょっと特異な環境下で育っていく少年。抑揚は少ないけれど、それだけに少年の心情が素直に胸に入ってきたことを覚えています。
確か、友人に「読んでいないの?」と言われたのがきっかけで手にした1冊だったと思いますが、読んでみてよかったと思える1冊ですね。

井上靖さんといえば、昨年のNHK大河ドラマ「風林火山」の原作者ですが、残念ながら私は『風林火山』は読んでいません。本も数冊しか持っていませんが、一番印象に残っているのが『しろばんば』です。
『しろばんば』は伊豆の田舎に暮らす少年の成長の物語。理由は明らかにされていませんでしたが、親とは別に、曽祖父のお妾さんだったお婆さんと二人、土蔵で暮らす少年。
戦前の、自然に満ちた伊豆の山中で、ちょっと特異な環境下で育っていく少年。抑揚は少ないけれど、それだけに少年の心情が素直に胸に入ってきたことを覚えています。
確か、友人に「読んでいないの?」と言われたのがきっかけで手にした1冊だったと思いますが、読んでみてよかったと思える1冊ですね。