2008年11月17日
重松清『いとしのヒナゴン』
今日は朝から読書。
子どもの「遊ぼう」リクエストも保留にして、読み進めました。
おかげで、昼過ぎに読了。
今回読んでいたのは、重松清氏の『いとしのヒナゴン』(文春文庫/定価:上巻524円、下巻495円)。
舞台は中国地方の山間部の町。
“未確認生物”ヒナゴンをめぐる人々の思いと友情を軸にしつつ、過疎・高齢化が進む地方の政治の混迷がそこに押し寄せます。
泥臭い現実の中のほろ苦さが描かれつつも、全編を通じて、人として信じることの大切さや力が強く訴えられた作品です。
読後感はさわやかさで一杯、とはいかないものの、重松作品らしい、先々の希望が見える終わり方でした。
さすが重松清。好作品です。
子どもの「遊ぼう」リクエストも保留にして、読み進めました。
おかげで、昼過ぎに読了。
今回読んでいたのは、重松清氏の『いとしのヒナゴン』(文春文庫/定価:上巻524円、下巻495円)。
舞台は中国地方の山間部の町。
“未確認生物”ヒナゴンをめぐる人々の思いと友情を軸にしつつ、過疎・高齢化が進む地方の政治の混迷がそこに押し寄せます。
泥臭い現実の中のほろ苦さが描かれつつも、全編を通じて、人として信じることの大切さや力が強く訴えられた作品です。
読後感はさわやかさで一杯、とはいかないものの、重松作品らしい、先々の希望が見える終わり方でした。
さすが重松清。好作品です。
Posted by マンボウくん at 01:48│Comments(0)
│本の話