2008年06月11日

『青が散る』

 私が、愛読している、と思っている作家の方は、山本周五郎氏、池波正太郎氏、渡部淳一氏、原田宗典氏、佐藤正午氏、村上春樹氏、宮部みゆき氏、竹内久美子氏等々、10数名ほど名前が挙がりますが、その第一号(?)とも言えるのは、宮本輝氏です。

 最近も少し触れた『錦繍』(1988年5月読了)を皮切りに、その頃文庫化されていた作品をかなりのハイペースで読みました。

 同氏の長編小説『青が散る』(文春文庫・478頁・本体定価520円<当時>)も、その頃に読んだ1冊です。

『青が散る』

 芥川賞作家でもある宮本輝氏の作品は、いわゆる純文学的傾向が濃いのですが、大学のテニス部を舞台にした青春小説(と言っていいのかな?)『青が散る』は、肩肘張らずに、“ものがたり”として読むことができた作品でした。

 『青が散る』は、石黒賢さん主演でテレビドラマにもなっており、若き日の佐藤浩市さんも出演していたと思います。佐藤浩市さん、最近映画の宣伝でよくテレビに出ていましたが、ホントいい役者さんになりましたね。それに、お父さんにも似てきましたね。

 あっ、石黒賢さんはいい役者さんにはなっていない、と言っているわけではありませんよ。念のため・・・・・・。

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Posted by マンボウくん at 23:58│Comments(0)本の話
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