2008年05月29日
『花匂う』
山本周五郎著 『花匂う』

私が初めて読んだ、山本周五郎の文庫です。
表題の「花匂う」のほか、
・「宗太兄弟の悲劇」
・「秋風不帰」
・「矢押の樋」
など11作品が収録されています。
解説含め、309ページ。新潮社刊。当時の定価360円。消費税が導入される前年ですね。
巻末に記したメモでは、1988年5月に読了しています。
書店で、たまたま目にして購入したのを、よく覚えています。当時は、山本周五郎がどんな小説を書いているのか、全く知りませんでした。
読み進めていくと、どの作品も江戸時代を舞台とした時代小説。時代小説ばかりとは思わず、途中で「あれ、もしかして全部そうなんだ」と気付いた次第です。
残念ながら、内容についてはほとんど記憶にありません。ただ、市井の町人や地方の侍を、情こまやかに描いた作品群に非常に面白味を覚え、確か、一気に読み上げたはずです。
この一冊が、私が周五郎を愛読するようになるきっかけとなりました。
私が初めて読んだ、山本周五郎の文庫です。
表題の「花匂う」のほか、
・「宗太兄弟の悲劇」
・「秋風不帰」
・「矢押の樋」
など11作品が収録されています。
解説含め、309ページ。新潮社刊。当時の定価360円。消費税が導入される前年ですね。
巻末に記したメモでは、1988年5月に読了しています。
書店で、たまたま目にして購入したのを、よく覚えています。当時は、山本周五郎がどんな小説を書いているのか、全く知りませんでした。
読み進めていくと、どの作品も江戸時代を舞台とした時代小説。時代小説ばかりとは思わず、途中で「あれ、もしかして全部そうなんだ」と気付いた次第です。
残念ながら、内容についてはほとんど記憶にありません。ただ、市井の町人や地方の侍を、情こまやかに描いた作品群に非常に面白味を覚え、確か、一気に読み上げたはずです。
この一冊が、私が周五郎を愛読するようになるきっかけとなりました。
Posted by マンボウくん at 23:57│Comments(0)
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