2007年09月05日

夜更かしのもと

こんばんは。

当社HPの7月25日の日記より転載です。
この頃、『ハリー・ポッター』の映画も公開されていましたね。
私が留守番して、奥さんと子どもが観に行ってました。

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 『ハリー・ポッター』シリーズの最終巻が、欧米ですごい人気だそうです。発売初日だけでも合計1000万部を超えるとか。日本語版の発売は来年に見込まれているようですが、熱心なファンは待ち焦がれていることでしょうね。

 『ハリー・ポッター』シリーズは、私は残念ながら第1巻しか読んでいません。これまで刊行の全巻、購入してはいますが、もっぱら家人の愛読書と化しています。

 愛読書って、“好んで繰り返し読む書物”くらいの意味と思いますが、記憶をさかのぼるに、私にとって最初の愛読書は、おそらく星新一氏の『ほら男爵現代の冒険』です。題名の通り、ほら男爵なる迷紳士が、おとぎ話的でトンチンカンな冒険を繰り広げる小説ですが、新潮社の文庫版をそれこそ何度も繰り返し読んでいました。

 それが小・中学生の頃で、ネタ本になっている『ほら男爵の冒険』なる本も図書館で探して読んだ記憶があります。ちなみに、ネタ本の『ほら男爵の冒険』は、ネットで調べてみたら2回も映画化もされているんですね。1つは比較的最近の「バロン」だそうです。

 『ほら男爵現代の冒険』を機に、当時は星新一さんの作品をよく読んでいました。短編が多く、ウィットも利いていて、子どもでも楽しめましたね。

 次に特定の作家にはまったのは、アガサ・クリスティーです。高校生の頃かな。赤い背表紙の早川文庫がズラリと本棚に並びました。こちらは今でも自宅の本棚の奥に眠っています(物持ちがよいので)。お気に入りだったのは『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか』。おなじみのポアロやミス・マープルが登場する作品ではなく、若い男女が謎解きしていくストーリー(何と大雑把な要約!)で、気に入り過ぎて、英語版のペーパーバックまで買っちゃいました(結局、始めの数ページで挫折しましたが)。

 と、この後も特定作家のマイブームが続くのですが、その話はいずれまた。

 それにしても、あれだけ何度も繰り返し読んだのに、『ほら男爵―』も『なぜ、エヴァ―』もすっかり話の筋を忘れてしまっています。まあ、三木・福田内閣、中曽根内閣の頃の話ですから、私の記憶があやふやなのもやむなし、ですよね。だからこそ、これからも再読して楽しめるってワケです(ホントかな?)。

 というところで、今日のひとりごとはおしまい、です。


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アイウィッシュアカデミーのHPの
“マンボウくんのひとりごと”には、当ブログ掲載前の7月からの
日記があります。
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Posted by マンボウくん at 19:21│Comments(0)本の話
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